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「WD7S」 〜BESSワンダーデバイス住人のブログ〜

ログハウスメーカー「BESS」のワンダーデバイスに住んでる人がダラダラ書いてるブログです。

薪ストーブの点火

今さらすぎる内容ですが、薪ストーブの点火について書いてみようと思います。

たぶん玄人の方から見たらアホくさすぎる内容なので、
まだつけるのが苦手とか、これから薪ストーバーになる人向けです。

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①着火
今日写真撮る前に火つけちゃったので写真は後日アップします。
まず原則は

燃えやすいものから順に下から積み上げる

これは大体イメージつくと思いますが、火は下から上に向かいます。
そもそも薪ストーブというシステムそのものが、この原理を利用している物なので、
積極的に従いましょう。

というわけで私の場合は下から順番に下記のような感じで積みます。

最下層・・・牛乳パックを乾燥→細切りにしたもの(もしくは着火剤)
第2層・・・割り箸10本ほど
第3層・・・木の皮、木屑などの薪割り時に発生する残骸(もしくはパネル材を割ったもの)
第4層・・・太さ30mmぐらいの薪(針葉樹ならなお良し)
第5層・・・太さ70mmぐらいの薪

こんな感じで。
第4層と第5層は井桁に積むのがセオリーです。
他の積み方でも燃えないことは無いですが、効率が段違いです。

この時、ダンパーは開放し、空気穴も全開にしましょう。

ここまで来たらあとは最下層に着火するだけです。
ちなみに、炉内に灰がある程度溜まってることがほとんどだと思いますが、
この状態だとけっこう着火に失敗したりするので、最下層のさらに下に、
板状の薄い木屑を敷いておくと、着火しやすくなります。豆知識でした。


②1次燃焼
着火に成功すると、おそらく何もしなくてもどんどん火が上に上がって燃えていきます。
もし燃え方が足りない場合は、少し正面の扉を開けて、空気の入りを増やしてあげると良いです。
あと、裏ワザとして、灰取り用の下引き出しがある機種だったりすると、ここを開けるのが
一番空気が入りやすいんですが、とにかくものすごい勢いで燃えるために、炉内の損傷に
繋がる恐れがあるそうで、やめたほうが無難です。空気を入れたいなら正面から。

着火してからダンパー閉めるまでの状態を1次燃焼と定義しておきます。
この状態は

木が燃えている状態

と思ってください。
薪ストーブなんだから木が燃えて当然じゃないか!と思う方がいると思います。
これはちょっと違います。詳しくは後述。

1次燃焼の段階では、まず炉内の温度を上昇させることが重要です。
具体的な温度は・・・・・

という話をしようと思いましたが、やめておきます。
なぜなら、温度を取得する場所によっても違いますし、仮に温度計で徹底管理していても、
おそらく1シーズンも使ったら温度計は見なくなります。

感覚を身につけた方がいいので、感覚で話をします。

とりあえず条件として

・火が炉内の薪全てに行き渡っている(薪の表面が全て赤くなっている)
・ストーブ本体から50cmぐらいの位置での放射熱が、「うぁっ・・・」ってなるぐらいになってる

この2つは絶対です。2番目なんてファジーすぎて意味わかんないですよねw

でもたぶんやってる人はわかると思います。
とりあえずこの条件になると、おそらく着火時に入れた4層目の薪はだいぶ減ってると思います。

なので、まず5層目に入れたのと同じぐらいの薪を2〜3本追加投入します。

追加投入した薪にも火が行き渡ったと思ったら、1次燃焼はだいたいOKです。


③2次燃焼
1次燃焼は木を燃やしていました。
では2次燃焼は何が燃えているのか?

煙が燃えています

1次燃焼ガスを燃やすのが2次燃焼です。

煙を燃やすためには、ある程度の温度が必要になります。
だから1次燃焼の時点で温度を上げる必要があるというわけです。

1次燃焼と2次燃焼には明確な境界線は存在しません。
前述した1次燃焼の後半には、既に2次燃焼が始まっているからです。

ただ、私が使ってるような触媒方式と呼ばれる薪ストーブの場合、
触媒を塗った「キャタリティックコンバスター」という部品を使用して、
2次燃焼効率を爆発的に上げることができるため、ある程度境界が明確になります。

じゃぁこの触媒を使うのにどうすればいいか?
簡単です。ダンパーを閉めれば良いのです。

というわけで、1次燃焼がいい感じになったところで、ダンパーを閉めちゃいましょう。

ついでに、全開にしていた空気穴は、限界まで絞ってください。

炉内の温度が十分であれば、これで2次燃焼に移行します。

2次燃焼させる理由はなぜか?書いておきます。

1番の理由は燃焼効率を上げるためです。

さっきから効率効率言ってますが、もう少し簡単に書くとどういうことか?
単純に言えば

薪1本から取り出せる熱量

を効率と呼ぶことにします。
まだわかりづらいですね。数字で書くと、

薪1本で1時間暖を取れる

薪1本で2時間暖を取れる

この2択だったら、間違いなく後者の方が効率が良いですよね。

これを実現するために、2次燃焼が必要なわけです。

1次燃焼は木を燃やしているわけなので、木が燃え尽きたらそこで終了です。
目で見てわかる火が出ていなければ、なんとなく暖かくない感じもしますので、
まぁとにかく木がひたすら燃えていないと暖は取れないと思いますよね。

2次燃焼の場合、1次燃焼ガス=煙が燃えるわけなので、木は燃えなくても良いです。
くすぶってさえくれれば煙は出るわけなので。

基本的に木を燃やすためには火と酸素と木が必要です。
でもくすぶるだけならば、若干の酸素と火と木があればいけるわけです。

くすぶった状態から煙が燃えてくれれば、そこから熱量を取り出せるわけなので・・・・

なんか面倒くさい話になってきましたが、なんとなくわかりましたかね?
まとめると

①炉内の温度を上げて2次燃焼可能な環境にする
②炉内の酸素量(空気の導入量)を減らして、木そのものの燃焼を抑える(くすぶらせる)
③木から発生したガス(煙)を2次燃焼させて熱量を取得する

この3点の考え方を踏まえて、1から手順を読むと、なんとなくわかるかもしれません。

つまりは2次燃焼状態になったら、なるべく酸素量は減らした方がいいんです。
ガスが薄くなっちゃいますからね。酸素で。

けっこう持論の部分があるので、合ってないかもしれませんがw


とにかく、ある程度理論に基づいて、私はこういう形で薪ストーブを点火しています。
なんとなくでもお役にたてればと思いますw

もう少し細かいノウハウもありますので、その辺は別の機会にw

あー、長かった。長文読んでいただきありがとうございました。

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