薪ストーブの煙が逆流したら
薪ストーブを使用中に、煙が逆流してしまった時の対処法を書きます。
1.換気扇を切る
逆流の主要因は室内側の換気量が多すぎることで起きます。
薪ストーブは巨大な換気扇で、炉が暖まればドラフト効果により、凄まじい換気量を得られますが、
特に点火直後などは室内側の換気量に負けてしまう場合が多々あります。
煙が逆流していると換気扇止めるのは勇気がいるかもしれませんが、大体これで治まります。
2.空気穴を絞る または完全に閉じる
逆流の要因が吸排気アンバランスによるものだった場合は、1の対処で治りますが、それでも治らない場合は、
煙突や炉内で形成される煙道のどこかに詰まりが生じている可能性があります。
この場合、火をつけた状態でそれを調べるのは不可能なので、まずは火を消すことが先決です。
とは言え、加熱したストーブに水をかけるのはご法度なので、酸素の供給をストップしてしまいましょう。
これで煙は止まりますし、温度も徐々に下がっていき、最終的に鎮火します。
完全に消えたことを確認した後に、本体の蓋を開けたり、煙突を外すなどして、煙道のどこに詰まりが生じているか調べましょう。
特に煙突が詰まっている場合は、そのまま使用するのは非常に危険なので絶対にやめましょう。